”鶴見の家”の実施設計が完了しました。
天空率から逆算して導かれた最大限かつシンプルな箱状のヴォリュームの住宅です。
1階の一部の床を比較的工事費の安価な単管による簡易山留めでぎりぎり掘れる所まで下げ、
そこを起点にスキップフロア状のプランを組み立てています。
室内に植えられるシンボルツリーの周りに、
天井高さや床レベルなどにおいて変化に富んだ居場所が配置されています。
斜め方向に抜ける視線を多く設定することで、
周囲の雰囲気を感じられると同時に、
実際以上の広さを感じられるように工夫しました。
お施主さんから相談の連絡を初めて頂いたのが昨年の年末なので、
もうすぐ1年経つことになりますね。
まだ土地を購入される前のことでした。