未来を写した子どもたち

「できることなら彼女をここから連れ出したい。このままじゃ“街の女”だ。
麻薬をやったり人の金を盗むようになる。」
13才の少年が10才の女の子の身を案じて、そうつぶやく。

舞台はインドのカルカッタにある売春窟。
そこに生まれ育つ子どもたちを相手に、
NYの女性カメラマンが写真教室を開く。
子どもたちはそのファインダー越しに、
それまで思い描くことのなかった希望や未来、
そしてさらなる厳しい現実を見ることになっていく・・・。

厳しい環境の中でも
子どもたちの子どもらしい姿が印象的に映し出されたドキュメンタリー映画。