“design”の起源は?

久々のブログ更新です・・・。
今回は本の紹介。

『世界劇場』 フランセス・イエイツ著
『ルネサンス様式の四段階』 ワイリー・サイファー著
『円環の破壊』 M・H・ニコルソン著
『暗い山と栄光の山』 M・H・ニコルソン著
『迷宮としての世界』 グスタフ・ルネ・ホッケ著
『ルネサンスとは何であったのか』 塩野七生著

デザインという観点で歴史を眺めてみると、
おそらくルネサンス期というのは注目すべき時代なのだと思う。
「The Oxford English Dictionary」に
英語として“design”という単語が出てくるのは、
1593年が最初だと言われている。
1593年は西洋で言えばルネサンス期(狭義の意味でいえばマニエリスム期?)。
新しい言葉が生まれたということは、
新しい概念が生まれた、そう考える事もできる。
しかしそれ以前にも当然モノづくりはあったのだし、
詩や建築や絵画もあった。
では“design”という概念が生じる前と後では、
モノをつくるという行為や考え方に、
どういった変化があったのだろう?

そんなわけで、
最近の私の本棚にはルネサンスやマニエリスムについての本が並び始めています。