透明陸屋根で全方位から採光を得る
心地よい空間には、十分な採光が欠かせない。日射を遮る住宅などが、現状、隣地にない場合にも、将来の変化を想定して採光方法を工夫したい。
本事例は、区画されたばかりの旗竿敷地に計画した。将来は住宅に囲まれることになるが、どんな影響があるか想定できない。そのため、光を透過するFRP折板を用いた陸屋根を採用して、全方位から採光を得ている。
透明な屋根とするため屋根面の水平剛性は構造用合板ではなく、火打ち梁で確保した。
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