先週、
本間建設のSさんから連絡を頂く。
住宅特集2023年11月号で”空隙の家”を見たある設計者から、
Sさんに見積もりの依頼があったとのこと。
(住宅特集では施工者さんもリストで紹介される)
Sさんには今迄20年以上、
さんざんお世話になってきたので、
今回のようなきっかけで仕事が増えてくれたら嬉しい限り。
きっとその設計者さんは本間建設さんの技術力を見て取ったのだろう。
”空隙の家”は施工が難しい建物であったのは確か。
左右で床レベルが異なるRCの建物中央3層吹き抜け部分に鉄骨階段がはまる構成。
現場施工のコンクリート躯体と、
工場製作の鉄骨階段は施工精度が異なるのだが、
クリアランス寸法を最小限に設定したゆえ、
この鉄骨階段の設置は難しかったはずと思う。
コンクリート躯体と鉄骨部分の取り合いの納まりは、
この建物の肝になる部分で、
出来るだけさりげなく目立たないものにしたかった。
そうすることで重々しいコンクリートとの対比が際立ち、
吹き抜け部分の鉄骨階段がより一層軽く開放的なものになるのではと考えた。
コンクリート躯体や鉄骨階段については、
何度も職人さんと打ち合わせを重ねて、
何度も施工図面のやり取りもした。
結果、
コンクリート躯体も鉄骨階段も施工精度は良く、
鉄骨階段もほぼ図面通りに納めてくれた。
本間建設さんには、
鉄骨屋さん、型枠大工さん、鉄筋屋さん、木工大工さん、電気屋さん、
などなど、
こちらの相談にのって頂ける良い下請け業者さんも多くいる。
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