今日は事務所の掃除。
”工房のある家”の模型に電子ピアノを置いて完成。
電子ピアノを置くために壁に窪みを作り上部にはスリット状のトップライトがある。
玄関を入って吹き抜け空間の手前にシマトネリコの樹、
その奥にパースの効いた(先細の)大きなテーブル、
そしてその一番奥にこの電子ピアノが見えるようにして、
それらの重ね合わせで、
小さい住宅だけど奥行の距離感を作り出そうとしている。
この吹き抜け空間自体もパースの効いた(先細の)空間なのでより効果的だと思う。
この住宅の床や屋根はすべてキャンチレバー(片持ち)スラブ。
玄関から本棚の穴を抜けるとシマトネリコの樹が迎えてくれて、
そこが3層吹き抜けの工房である。
工房に降りるコンクリート階段もキャンチレバー、
工房の中心にある大きなコンクリート製のテーブルもキャンチレバーである。
その脇にシマトネリコの樹が植えられ、
6Mほど上にあるトップライトから太陽の光が降ってくる。
3層分の本棚の横を階段が昇ってゆき、
階段や点在するベンチに座って樹を眺めながら本が読める。
3Fにはサンルームのような明るいインナーバルコニーがある。
寝室からもワークスペースからもシマトネリコの樹が見える。
浴室からも樹を見おろすことが出来る。
ご夫婦とまだ小さいお子さんお2人でこの先どんな生活がなされるのだろう?
工房でシマトネリコの樹の絵を描いたりしてくれるだろうか?
楽しみである。