今日は”工房のある家”の基礎配筋検査のため構造設計の方と現場へ。
構造設計者はかつての私の後輩で、
今迄にも他の建物の構造設計もしてもらっている。
指摘箇所は複数。
・配筋上好ましくない箇所
・位置がずれている箇所
・かぶり厚が充分に確保できていない箇所
・キャンチテーブルの脚の配筋立上げが無い
等を指摘する。
建物の平面が変形しているので難しい部分があるのは分かるが、
でも駄目なものは駄目である。
修正をお願いする。
ただ不思議なのは、
コンクリート面の位置を捨てコンの上に墨出ししてある箇所もあるのに、
こちらが指摘する前になぜ位置がずれていることに気が付かなかったのだろう?
何を基準にして鉄筋の位置を決めたのだろう?
他の鉄筋との絡みもあるので、
おそらく耐圧版の上端筋はほとんどやり直しになるだろう。
3分の1以上は鉄筋の組み直しになるのでは・・・
打放仕上ゆえ寸法の逃げが無いので厳しめにチェックする必要がある。
基礎でずれると上部もずれてしまうので・・・
次回までに配筋の修正と同時に、
内壁の仕上げ面ラインの位置に糸を張ってもらい、
寸法をきちんと確認してもらうようお願いをする。
現場サイドできちんとチェックしてもらったうえで、
こちら設計者サイドもチェックをする、
という2重チェックの形にしないといけないので、
そうお願いをする。