”空隙の家”のお施主さんであるYさんが、
写真を送ってくれた。
上の写真は建物と前面道路の間にある小さいお庭だけど、
家の中からも見えるし、
前面道路を行きかう人たちにとっても大切な庭になっていくのだろう。
Yさんの手によってどんどん素敵なお庭になりつつある。
ここに加えて、
シマトネリコの樹の植込み部分、
室内にあるお庭としてシェードガーデンもつくり始めている。
家の中に樹を入れるのは、
正直言えば設計者としては勇気がいる。
光の量は足りるだろうかとか、
もし根付かないで枯れてしまったらどうしようとか・・・。
最悪枯れてしまった場合は1階のFIXガラスを外して、
再度入れられるような大きさにしておこうとか、
そういった事も考えておく必要がある。
それでも、
樹が家の中にあると違う。
樹がより身近に、
樹も家族の一員のように感じられるようになる。
住まい手によって手が加えられて、
家がどんどん変化していく姿を見るのは楽しくもある。
家に愛着を持って暮らしてくださっているのが感じられ嬉しくもある。
今後もどんどん変化していき、
住まい手ならではのお家になっていくのだろう。
ここからが本当の意味での家づくりなのだろう。
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