先日の日曜日は、
ある新たな取材の下見に立ち会うため”空隙の家”へ。
昨年の夏に竣工して以来も、
ほぼ毎月のようにお邪魔させていただいている気がする・・・
こうした度々の取材のお願いにもかかわらず、
お施主さんにはいつも快くご協力して頂けて、
本当に感謝の気持ちしかない。
あいにく少し雨が降っていたが、
雨の日は雨の日で、
家の中もしっとりと落ち着いた雰囲気になっていいと思う。
見ていただいた後に感想をお聞きしたところ、
やはりこの建物は図面や写真だけではわかりにくいようだ。
多分このお家はスケール感が独特だからなのだと思う。
矛盾しているようだが、
このお家は小さいけど大きいのだ。
今日はその取材の担当のMさんが事務所にいらしたので、
必要となる資料をお渡しする。
せっかくの機会なので、
どういった経緯や考え方でああいった建物の設計になったのかについて、
模型も見ていただきながらひと通り簡単に説明をさせていただいた。
今回の取材は今までとはちょっと違うものなので、
結果がどういったかたちになるのかまるで分からない。
その分楽しみでもある。