黒い雨

昨日の朝は湯河原へ。
午後は小田原にて敷地調査と打ち合わせ。
“クラスター・ハウス”の設計が本格的にスタートする。

ここ数日読み続けていた井伏鱒二の『黒い雨』を、
行き帰りの電車内で読み終える。
原爆が投下された広島が舞台であり、
“黒い雨”とは放射性物質を含んだ雨のこと。
反戦、反核、反米を強く主張するのではなく、
原爆が落とされた後の光景が抑制された言葉でスケッチされており、
それが大変印象的な本だった。