部分と全体

今回はW・ハイゼンベルグ著の本『 部分と全体 』(みすず書房)の紹介。 「木を見て森を見ず」という言葉があるが、 ハイゼンベルグであれば「木を見なければ森は解らない」、 そう言ったかもしれない。 建築においても“部分”と

“design”の起源は?

久々のブログ更新です・・・。 今回は本の紹介。 『世界劇場』 フランセス・イエイツ著 『ルネサンス様式の四段階』 ワイリー・サイファー著 『円環の破壊』 M・H・ニコルソン著 『暗い山と栄光の山』 M・H・ニコルソン著

プロ?それとも、アマチュア?

高田馬場駅前ロータリーの向かい側にある 雑居ビルの3階か4階だかに本屋があった。 (今もあると思うが・・・) 学生の頃その本屋に立ち寄っては、 そこから歩いて4,5分の処にある “マイルストーン”というJAZZ喫茶に行き

知性の目

上はIBM研究チームが今年ついに捉えたと言われる、 ベンタセンという分子の電子顕微鏡写真。 下はその化学式。 かつての化学者はこの構造式を知性の目を使って、 見えないものを見ていたことになる・・・。 ちなみにベンゼン環(

直線が語るもの

常日頃、いつか旅行に行きたいと企んでいる。 ただ過去の経験からか1,2週間の旅行では満足出来そうにないので、 少なくても月単位の期間で行こうと考えている。 ただそうなると現実的にはなかなか難しい。 よってせめてもの慰めと

少女と爆弾

沖縄基地問題、女子バレーボール、紅白直前予想、テレビ番組視聴率ランキング、 ショッピングガイド、インフルエンザ、アフガニスタン問題、今日の天気、紅葉特集、 株価、イランの核問題、お笑い芸人の話題、雇用問題・・・ これはあ

空を漂う蜘蛛

空に漂う雲を見ると、 時折思い出す話がある。 それは“空を漂う蜘蛛”の話。 ある種類の放浪癖のある蜘蛛は、 最寄りの高い所に登り、 糸を出しながら爪先立ちで待機する。 「この紡績作業は、クモの体を浮上させるだけの強い空気

緑園都市

緑園都市   日曜日、ある打合せを終えた後、 緑園都市(横浜から相鉄線で17分程)に寄ってみた。   この駅周辺には建築家・山本理顕さんの設計による7つほどの建物が建ち、 駅前の街並みを形成している。