上は”工房のある家”のパネル割付検討図。
来週火曜日に型枠屋さんと打ち合わせの予定なので、
予め検討をしておき、
それを叩き台にして打ち合わせ時に具体的な詳細を詰めていく予定。
型枠屋さんにもいろいろ教えていただきたいことがある。
今回は再利用の型枠を使用することでローコスト化を図っている。
型枠屋さんの方で中古の在庫があるのが基本サイズ600×1800のパネルということで、
これを横使い(横長に水平方向に使う)する方向で検討。
縦使いではなく横使いの方が、
天井高さが低く長細い室内にも、
道路側立面の背の高い開口部を引き立てるためにも良いだろう。
また再利用なので長さ方向の寸法にばらつきも出るはずなので、
横使いにして高さ方向のセパ割を決めた方が無駄も少ないだろう。
高さ方向のパネルとセパの割付は指示するが、
先の長さ寸法のばらつきゆえ、
パネルやセパの水平方向の割付は型枠大工さんにお任せする方針。
7枚の片持ちスラブのうち6枚は厚みを揃えてあるので、
そこを起点にして割り付けることで、
高さ方向のパネル割付は出来るだけ上層階で使いまわしがきく共通の寸法にする。
1階で使った型枠が2階や3階でも使えるように・・・
この考え方は西宮のCASA ESPIRAL でも実際にやったことがある。
(下図がCASA ESPIRAL の型枠使いまわし計画図)
敢えて綺麗なコンクリート打放の表情にせずにラフで大らかな感じにしたい。
新築でも、
何年も前からそこに建っていたような建物の表情になればと思う。
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