”工房のある家”の 特等席
昨日から”工房のある家”の現場では、
1Fの型枠の建て込み工事が始まる。
と言っても1Fは半地下なので地中に埋まる部分のみ。
朝から本間建設さんの志岐さんと連絡交換を重ねる。
鉄骨階段やブリッジ状の通路のジョイント部の詳細図を、
先週に構造の方に送ってチェックをお願いしていたが、
その回答が送られてきた。
電話をして詳しい内容を確認後に修正し志岐さんに図面を送る。
これで鉄骨屋さんも施工図が描けるだろう。
2Fのベンチ部分は保留。
ここは大事なところなのでもう少し考えたい。
上の画像にあるように、
このベンチはこの家の特等席のひとつ。
前面道路からベンチのある通路床の高低差は1.45mで、
半階分の高さにあるのが特徴。
前面道路から見ると1Fの工房も、2Fのベンチも、
半層分の高低差しかないスキップフロアのような関係にある。
上の画像の黄色い部分がベンチで、
左側にシマトネリコの樹、その先に前面道路がある。
トップライト下の吹抜の中央部分にあるベンチなので、
天気が良い日は太陽の光の下で本を読むこともできる。
ベンチに座って見下ろせば工房があり、
見上げればトップライト越しに空が見える。
前を見ればシマトネリコの樹そして前面道路が見え、
右を見れば西側燐家間の隙間越しにその先の道路が見え、
後ろを振り返れば北側燐家間の隙間を見通すことができる。
ある意味この建物のコンセプトがいちばん体感できる居場所。
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