今日は久々に”空隙の家”へ。
お施主さんであるYさんご夫婦と番組制作スタッフさん4名とで、
今月末のTV撮影に備えての下見と打ち合わせ。
制作のYさんとお会いするのも久しぶり。
10年近く振りか‥‥。
お家の中をひと通り見学した後に打ち合わせ。
きっとスタッフの方みなさん、
建築がお好きなのだろうな、という印象。
そして、
撮影にあたって、
出来るだけお施主さんに負担をかけないようにと、
緊張しないで済むようにと、
そういった配慮も感じられる。
そんな製作スタッフさんあっての長寿番組なのだろう。
娘さん、息子さんにとっても、
良い記念になるといいなと思う。
お施主さんのYさんはシマトネリコの植込み部分に、
ハーブとかいろいろな植物を試しに植えてみて、
その環境にどの植物があっているのかの観察実験も始めている。
3層分もある棚もどんどん物で埋まってきている。
キッチンも棚もすべてオープンで”見える収納”なのだが、
物がたくさん置かれていても、
不思議と雑然とした感じもなく、
むしろ説得力のある生活感に感じられて、
それがこのお家にはとても似合っているように見える。
”空隙の家”はすっかりお施主さんYさんご家族ならではのお家になっている。
Yさんがこのお家を楽しんで生活されている様子が感じられてとても嬉しく思う。
よいお施主さんに住んでもらえて、
このお家も喜んでいることだろう。
上の写真はYさんが昨年末のクリスマスに送ってくれた写真です。