2024/05/11 アンプ修理と改造

この間導入したLUXMAN L-48Aの調子が良くない。
入力セレクタ、スピーカーセレクタ、トーンコントロール、バランスなど、
いたるところにガリが盛大にでるようになった。
ボリュームにガリがあるのは分かっていたが、
思っていたよりも深刻そう。
RLの音量バランスが時折崩れて音像が左右に揺れ、
聴いていて何とも気持ちが悪い。
TRIO KA-7500と同じような症状だ。
最悪のときはRチャンネルから音が出なくなる。
このままでは調子の悪いアンプが2台に増えただけで、
音楽が聴けなくなる。
40年以上も前のアンプだから仕方がない。
やはりと言うべきか、
ゴールデンウィークを利用して、
メンテナンスをすることになる。

 

中は埃もほとんどなくきれい。
コンデンサーも問題なさそう。
ハンダ割れが数か所あったので修復。
一か所変なところがあった。
基盤の銅箔が削れていて、
そのかわりリード同士を直接電線で繋いである。
以前にもメンテナンスが行われたのだろうか?
けどフロントパネル裏のビスロック跡がずれていないので、
本格的なメンテナンスは行われていないのだろう・・・

 

 

リレー、ボリューム、バランスなどの接点を中心にチェック。
リレーは思っていたほど汚れていなかったが、
念のため薬剤を塗布後にペーパーがけをしてクリーニング。
バランスとトーンコントロールは無水エタノール漬けにして洗浄、
その後に隙間から細い筆でグリスを塗布。
多くあるスイッチ類も大分汚れているので、
ひとつずつ分解して酸化被膜を洗浄。
問題のボリュームは分解して、
薬剤で酸化被膜やカーボンの汚れを洗浄。
TRIO KA-7500にはかなり良いボリューム部品が使われていたが、
それに比べるとL-48Aのものはちょっとしょぼい。
ここは後々、
もっと良い部品に交換した方が良いかもしれない。
RCAジャックやスピーカーターミナルも磨き、
部品を本体に戻してアンプのメンテナンスは終了。

 

 

今のうちにと思い、
スピーカーJBL L150のアッテネーターとネットワーク基盤も取り出し現状確認。
このスピーカーは1本36kg以上もあるので重い。
4年くらい前にもメンテナンスしたが、
すでに部分的に錆びはじめている。
薬液とペーパーで洗浄する。

スピーカーに繋いで音出しチェック。
ガリは完全になくなり見通しの良い音になった。
音像定位も安定した。
これでほぼ1980年当時このアンプが作られた時の音になったと思う。
1970~80年代はオーディオ全盛期。
メンテナンスは必要になるが、
今でも充分に通用する良い音がするアンプがある。

 

 

木製キャビネットの傷を絵具で補修し取付しようとするも、
上の写真のままの方が無骨で面白いかも・・・
近くのホームセンターで探すと、
ちょうどいい大きさのアクリル板があった。
アンプのスチールフレームに穴あけ加工をして、
長ボルトとナットを脚として固定し、
排熱のため少し浮かしてアクリルの天板を取付ける。
最後に小さなゴム足をつけて完了。
しばらくはこれで様子をみることにする。
後々はこのアクリルの天板に、
バナナプラグが挿せるスピーカーターミナルを取付ようか・・・

結果的に、
ここにしかないアンプになった。
メンテナンスを定期的に行えば長く使えるだろう。

 

 

今日は父の命日。合掌。