”CASA ESPIRAL” 現場

昨日はCASA ESPIRALの現場へ。
やっと鉄骨階段が設置され、
建物の雰囲気が出てくる。階段のささらの形は今回の建物の構成ルールから決めている。

3階踊り場から1F建物入り口側を見下ろす。
建物の形状及び敷地条件ゆえ、
階段はいくつもの小さいピースに分割したものを、
天井に設置したフックなどを利用して搬入し、
現場で組み立てている。

4階から5階、屋上への階段。

今回は、
鉄骨階段をコンクリートスラブの上に載せたり、
コンクリートの片持ちスラブで横から支えたりなど、
鉄骨階段とコンクリート躯体との絡み方は変則的なものになっている。
こうすることで、
1階から屋上までの階段は、
約36mの連続した一つの長い鉄骨階段、
としている。
鉄骨部分は共有部分、
コンクリート部分は専有部分、
といった領域分けを構造形式の違いで表してもいる。

2階室内。

3階室内。

4階室内。

各フロアごとに、
玄関や水周りの位置が異なり、
少しずつ変化のある平面となっている。

あと3週間ほどで完了検査を受ける予定。