住宅設計、4つの段階
敷地が決まりましたら具体的な設計の作業に入ります。
設計から建物が竣工するまで、
大まかには”設計の4つの段階”があります。
1. 基本設計
2. 実施設計
3. 見積もり及び見積もり調整
4. 工事監理
の4つです。
しかし実際の作業内容においては
このような明確な区分がはっきりとある訳ではありません。
基本設計時に実施設計で詰めるべき細かい納まりのディテールも
同時に抑えておく必要もありますし、
当然コストのことも念頭にしておく必要もあります。
また工事監理中に基本設計時に考えていた事を再確認して
現場で変更する場合もあります。
ただ基本的にはこの4つの段階を流れとして
プロジェクトは進められていくとお考え下さい。
全体の期間としましては、
もちろん物件ごとに少しずつ異なりますが、
一般的な規模の住宅の場合、
12~15ヶ月程度となります。
予算上厳しい物件では、
3の見積もり及び見積もり調整期間が多少長くなることもあります。
条件の厳しい物件などでは1の基本設計期間が延びることもあります。
4の工事監理期間は木造では5~5.5ヶ月、
鉄骨・RCでは6~7ヶ月程度が標準となります。
次回で1の基本設計について、
詳しく説明させていただきます。
※
設計から竣工までの”家づくり”の流れをまとめたページを作成しました。
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