2023/06/28 ”空隙の家”現場

今日の午前中は”空隙の家”の現場へ。

何か所かで生じたコンクリート壁のジャンカの補修のため、

左官屋さんと補修屋さんと現場で相談。

今回は中古の型枠を使っているので、

基本的にコンクリートの仕上がりは荒々しいものになっている。

なので、

綺麗に補修し過ぎるとかえって目立つので、

補修の程度の相談。

 

 

現場は掃除の後ゆえ片付いていた。

コンクリートの躯体と階段などの鉄骨、サッシしかない状態。

もう何年も前から建っている倉庫のような、

無骨な感じが出ていて良かった。

今はトップライトの部分をブルーシートで覆っているけど、

後々ここに透明のペアガラスが入って、

足場のメッシュシートが

より開放感が増すだろう。

 

ジャンカ等の補修は必要だけど、

中古の型枠を使用しての打放コンクリートの表情は、

荒々しいけど、

きれいきれいに仕上げた打放コンクリートよりも、

むしろコンクリートらしいとも思う。

 

そろそろ本棚の製作の準備も始まる。

現場で製作してくれるのは、

”中目黒の家”でもお世話になった三田大工さん。

その頃に溝ノ口で志岐さんも一緒に3人で飲んだこともある。

どんな仕上がりになるのか楽しみ。