今日はキッチンの確認のため”空隙の家”の現場へ。
私が現場に着いた時は、
ちょうどカウンターに脚を取り付けているところだった。
久々にAさんと再会。
先月に浴室で倒れていたところ奥さんに助けられた。
幸い後遺症も無いようで良かった・・・
Aさんのところは業務用キッチンを製作しているところなので、
ステンレスカウンターの作り方自体がちょっと違う。
よくあるのは、
ランバーコア(合板のようなもの)にステンレスを貼り付けて、
カウンターをつくるのだが、
業務用キッチンではステンレスを太鼓貼りしてカウンターを作る。
(中にリブが入っている)
つまりカウンターの表も裏もステンレス仕上になっている。
今回はそのカウンターにステンレスの脚を付けるだけ、
という素っ気ないデザインのキッチンにした。
このお家の居間は、
ものを作ったり絵を描いたりする工房のような空間なので、
絵具や筆などが置かれても余り違和感がないような、
実験室の水回りのような無骨なキッチンが似合うと考えてのことだ。
長さが5m近くあるカウンターなので結構迫力がある。
今は養生用のシートが貼られているが、
カウンターの表面はステンレスのバイブレーション仕上になっている。
上の写真に写っている方が大工の三田さん。
これから本棚を製作してくれる。
本棚が出来ると、
またお家の雰囲気がガラッと変わると思う。
コメントを投稿するにはログインしてください。