2023/07/15 ”空隙の家”構造チェック

今日、

構造設計の方に現場見学をしてもらって、

構造の現状確認をしてもらった。

特に問題はないとのことで良かった。

”空隙の家”の構造は、

基礎以外のスラブはすべてキャンチスラブ(片持ち床)という、

ちょっと特殊なものになっていて、

確認申請の構造審査担当者の説得も大変だったようで、

今後またこの構造を採用するのはなかなか難しいかもしれない。

 

ただこの特殊な構造のおかげで、

小さい建物ではあるけど、

とても軽快で開放的な吹き抜け空間が実現できている。

この構造形式でなければ、

今回の建物(プラン)は成立しなかった。

 

 

構造設計はかつての私の後輩でもある、

ハシゴアーキテクツの向後章夫さんにして頂いた。

先輩である私の我儘も我慢して聞いてくれたことと思う。

感謝します。